メイクを落とした後の素肌に『鬢付け油』をひきます。
『白塗り』の下地にこの方法を使うのは、舞妓さん・芸妓さんは勿論のこと、
歌舞伎の役者さん・日本舞踊の踊り手などでもこの技法を用います。
舞妓さん・芸妓さん・歌舞伎役者さんは、“顔”も“襟足”も自分で
鬢付けをひき、お白粉 (おしろい) も塗りますが、日本舞踊の踊り手さんは
“顔屋さん”と呼ばれる本職の化粧師にしてもらいます。
一部芸妓さんが踊りの会などで、舞台を踏む時は“顔屋さん”にしてもらいます。

「ゆめみる夢」では
化粧師と同じく“対面和化粧”という方法を用います。
これは西洋から発達した
【洋メイク】とは全く違う、白塗り独自の化粧方法です。
『鬢付け油』の
ひきかた次第「白塗り」の出来映えに差が出ます。
‘艶やかな白塗り’‘髪の生え際のぼかし’など、どれも繊細な技法のひとつです。
出たての舞妓さんは、少し化粧の仕方が違います。“お紅(口紅)”は
上紅(うわべに)はひかず、下紅(したべに)だけとなり、
“アイライン”“マスカラ”もつけません。それに伴って“眉”も“目張り”も
薄付けですから、白塗りのお顔にそれですと全体的にハッキリしない
ポヤッとしたお顔になりますが、それはそれで意味もありますので、
置屋のおかあさんの許可が出るまでは勝手には出来ません。

お写真を撮るのに出たての舞妓さんの化粧法ではあまりにメリハリがないので、
「ゆめみる夢」では、『伝統的な舞妓さんのお顔』『洋風メイク的なお顔』または、
『可愛らしく…』もしくは『お姉さん舞妓風』
など、ご要望をお聞き致しますので、お気軽にお申し付け下さいませ。

◆ クイックメイク ◆
お時間のあまりとれない【クイックプラン】では、下地に『鬢付け油』を使用しない、
変身舞妓さん用の簡単な白塗りメイクを致します。

舞妓さんのお着物と普通の女性のお着物と大きく違うところはと言えば、
舞妓さんのお衣裳には
「肩上げ」「袖上げ」がしてある“子供仕立て”です。
そもそも舞妓さんとは、江戸時代の頃ここ京都東山周辺の水茶屋で働いていた
15歳~18歳くらいまでの子供が、舞を見せることから始まったと言われています。
そして、いつしか、お酒やお料理を出すようにもなり、三味線や唄などを
披露するようになっていき、現在の芸・舞妓さんへ発展していったようです。
お衣裳を着られましたら、ちょっと意識してご覧になって下さいませ。

普通のお着物と違う特徴としては、
富貴綿(ふきわた)があるものがあり、
「一枚富貴綿」「二枚富貴綿」などがあります。
現在のところ舞・芸妓さん以外では、文楽人形の衣裳・歌舞伎衣裳・
花嫁衣装などに見られる特殊な仕立てとなっています。
珍しい仕立てですので、コチラもお衣裳着られましたらご覧下さいませ。


舞妓さんのお着付けは『おこしらえ』と呼んでいます。
舞妓さんのお着物の下は、一体どの様なモノを着付けるのでしょうか。
先ずは、「肌着」ですね。襟足にも白粉(おしろい)を塗りますので、
深い衿抜きをした「肌着」を使用します。
次に
「赤衿肌着」を着ます。普通のお着物の場合は「衿肌着」となります。
そして次は
「うそつき」をして、「台襟」をします。
「台襟」は舞妓さんの期間によって‘決まり’があるので、変化していきます。
ここでやっと「お着物」となります。
「お着物」は“引き摺り”に着付けますが、“柳腰”になるように
“腰を入れる”着付けをします。普通のお着物ではしない技法なので、
技術が必要
となります。

帯は
約7メートル程ある家紋付きの「丸帯」を手結びで「だらり」にします。
後ろ姿から見る
‘帯山’の部分は「三ッ山」「四ッ山」「台形」とおおまかに分けて
3種類
程あります。
家紋の付いているたれ先と輪になっている
帯の重なりの量、見えてはいけない
箇所、見える量、だらりの長さ
など、“格好もの”と呼ばれるだけあって、
だらしない帯結びは恥ずかしいものです。
特に
“せみ”と言って両羽根が割れてしまう帯の結び方は最も嫌がられます。
舞台などで、どんなに廻って踊って見せても
決して割れることのない
帯結び
が出来ると、とりあえずは合格です。

◆ 付 け 帯 ◆
初めから形が出来上がっている
差し込み式の簡易帯です。
【クイックプラン】【ゆめプラン】では「付け帯」を使用させて戴いております。
 ※別料金は不要です。

本来、舞妓さんは「地髪結い=自分の髪で結う」で、長ければ1週間、
夏の暑い時でも毎日結った髪はほどくことは出来ません。

「ゆめみる夢」では、お客様に変身して頂く場合は、『かつら』で代替えさせて
戴いておりますが、出来得る限り、
自然な“地髪結い”らしく見えるように、
お客様のお顔廻りの髪を使用して『半かつら』で一層舞妓さんらしく変身して
頂くようにしております。
『半かつら』に際しては別料金は頂いておりませんので、ご安心下さいませ。
  舞妓さんの『かんざし』は四季折々の花をあしらったモノで『花かんざし』と言います。
  舞妓さんが使用する『かんざし』と
同じものを12ヶ月分全て用意しております。

  “羽二重”という絹の布を花びら色に染めるだけでもかなり難しく、
  染め上がった絹を熟練の職人さんがひとつひとつ手作りしておられます。
  京都にある五つの花街(はなまち)全ての舞妓さんの『かんざし』を作られた後、
  「ゆめみる夢」にもお作り頂いております。



お店の前の道を歩けば、平清盛ゆかりの寺で有名な、
京都最古の禅寺『建仁寺』がすぐ近くにございます。
7万㎡を超える広い境内は、
祇園の街中でも
静寂で趣のある雰囲気が漂います。

詳しくは散策同行/CD-Rのページをご覧下さいませ。
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